伝統

愛知川むちん橋

愛知川むちん橋

今はまちの西部をゆったりと流れている愛知川もかつては大洪水のたびに溺死者をだしてきた川でした。そのため長年にわたる多くの溺死者に胸を痛めてきた町民の成宮弥次右衛門氏ら4人が橋を架けました。これが有名な「むちん橋」です。橋を渡るのに通行料が必要だったこの時代「はし銭 いらず」のこの橋は画期的で、全国の文学者は詩歌を贈り当時名声高かった安藤広重も銘画を贈りました。その画が「木曾街道六拾九次之内恵智川」です。これほどに思いやりあふれる愛知川人の心は今を生きるまちの人々に受け継がれています。

びん細工手まり

びん細工手まり

あでやかさが胸を打つ、気品あふれるびん細工手まりは、まちの自慢の工芸品。 愛知川に古くから伝わる伝承工芸で繊細かつ華麗なこの手まりはすべて手作りで全国でも有数の工芸品として知られています。もともと手まりというのは、平和のシンボルで祖母が孫のために心をこめて作ったもの、御殿の女性たちが才を競ってつくり合いいつの頃からか瓶の中におさまるようになったのです。古いものでは、約160年前(江戸末期)と思われるびん入り手まりが残っています。愛知川町では、このびん細工手まりの技術を受け継ぎ、後世に伝えていこうと研修会や講習会を開き町をあげて守り育てています。

太鼓づくり

太鼓づくり

愛荘町の太鼓は、江戸時代の中頃より愛知川の良質な水を利用してつ<られてきました。皮を水にさらしながら、約1力月間なめし、その後脱毛して自然乾燥させていきます。磨きあげられた技でつくられる太鼓の音はハリがあり、心に響きわたります。

近江上布

近江上布伝統産業会館

上布とは、細い麻糸で織られた上質の麻布のことです。しなやかな風合いと涼感を生かした近江の麻織物は鎌倉時代、京都の職人が移り住み、その技術を伝えたといわれる。愛知川の豊かな水と湿度が高いという環境条件と近江商人の活躍により、今日までこの地域に麻織物を地場産業として発展させてきした。昭和52年に国の伝統的工芸品に指定されています。

【近江上布伝統産業会館】

近江上布伝統産業会館には、昔の貴重な資料から現在の製品に至るまで、近江の麻の歴史が一目で分かるように展示されています。休館日:日曜、祭日、第2・3土曜、その他の土曜の午後。
住所:愛知郡愛荘町愛知川13-7
近江鉄道愛知川駅から徒歩5分 
お問合せ:TEL 0749-42-3246

筝づくり(ことづくり)

筝づくり

箏(こと)は7〜8世紀(奈良時代)に中国から伝わった楽器です。琴と違って、絃(じ)の位置によって音程を調節するのが特徴です。当町の西川和楽器では、箏をはじめ全国的にも珍しい和琴、楽箏を古くから引き継がれた伝統技術により製作されています。

秦荘紬(はたしょうつむぎ)

秦荘紬

往古豪族秦氏により養蚕、機織の技術を受け継ぎ、水清く、気候風土に育まれた湖東に麻が織られました。農業、養蚕のかたわら上布を織る母娘。我が娘の嫁ぐ日、おかいこさん(絹の着物)の一、二枚と、ひそかな母の願いの中に織りなされた寿麗紬(じゅれいつむぎ)が秦荘紬です。

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